「カウンセリング」という言葉は聞いたことがある方がほとんどではないかなと思います。

でも実際に何をするか?ということについては、具体的にイメージがしにくいかもしれませんね。

  • 話を聞いてくれる
  • 悩みを解決してくれる
  • 絵を描いたり箱庭作ったりする
  • 気持ちに寄り添ってくれる
  • アドバイスをくれる
  • 診断名がついている人が受ける
  • 症状が出ている人が受ける
  • お金がかかる
  • 敷居が高い

・・・このようなイメージでしょうか。

この記事では、カウンセリングってそもそも何?ということをテーマに書いてみたいと思います。

カウンセリングは臨床心理士や公認心理師が行うものであるイメージが強いでしょうか。

実は、カウンセリングというのは、専門的な知識を持った人が特定の悩み事を持っている人に行うものというざっくりした定義です。

なので、どの化粧品を使ったら良いかを悩んでいる人に対して、化粧品販売員が相談に乗ることもカウンセリングと言う場合がありますし、美容師さんがどんな髪型にしたいか話を聞くこともカウンセリングと言う場合があります。

カウンセラーという言葉も、臨床心理士・公認心理師だけをさすものではないんです。

このあたりの言葉がごちゃごちゃしていてわかりにくいですよね・・・

これもまたややこしやで。。

本質的なところは同じなのかなと思いますが、臨床心理士・公認心理師の得意分野や、どこで仕事をしているかによって表に見えているやり方が全く違うように見えるだろうと思います。( それぞれの学会のリンクを貼っているのでご興味のある方はのぞいてみてください^ ^ )

・・・色々あるのでここでは全て説明することはできませんが、相談しに来られた方の状況に合わせてどんな方法が良いかを1ケースごとに考えています。

臨床心理士・公認心理師はそれぞれの心理療法について学んではいますが、その後何を専門としてやっていくのかによって、知識や経験の量が違います。

ただ、相談に来られた方に対して、その方のための時間の中で向き合って行くということ自体はどの心理療法においても変わりません。

なので、例えば「認知行動療法を受けたい!」とはっきりした目的がある場合は、認知行動療法を得意としている臨床心理士・公認心理師を探すという方が良いかと思います ( ただ、お話をしながら相談された方にネガティブな方に影響が出ることが予測される場合など、ご希望の心理療法は選択できないと判断する場合もあるので、必ずしもご希望の心理療法が受けられるというわけではありません ) 。

まとめてみると、

  • 30分~60分、相談してくださった方のための時間をしっかり作ってお話を伺う
  • 基本的には1対1だが、ご家族と一緒にお話を伺う場合もある
  • 初回は家族状況や、困りごとの背景などをお聴きすることがほとんど
  • 話し合いながら、どういう方法でカウンセリングを進めて行くか決める
  • 話したくないことは無理に話さなくても大丈夫
  • 悩み事や困りごとがはっきり言語化できなくても大丈夫

・・・という感じでしょうか。

( 臨床心理士・公認心理師の方が読まれていて補足されたい場合は是非ご連絡をお願いします! )

流れとしては、

①予約

②初回カウンセリング ( 申込書・同意書の記入/家族歴・生育歴をお聴きする/困りごとについてお聞きする/どういう方針で進めるか話し合う→次回に持ち越すことも有り )

③2回目以降カウンセリング

・・・という風になります。

これも気になりますよね。

頻度や回数は相談される方によって大きく違います。

1回で終わる方もいらっしゃれば、数年関わる方もいらっしゃいます。

1週間に1回の方もいらっしゃれば、数か月に1回の方もいらっしゃいます。

これは、初回のカウンセリングで話し合うことになります。臨床心理士・公認心理師が一方的に決めることは基本的にはありません。

ただ、心理療法によっては回数が決まっていたりすることもあります。

たくさん受ければいいというわけでもありませんので、無理のない範囲で臨床心理士・公認心理師と話し合いながら決めて行くと良いでしょう。途中で頻度を変更することもあり得ます。

何を話したらいいのか分からないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

悩み事が多すぎたり、根深かったりすると言葉では説明しにくいこともあるだろうと思います。

困っている感覚はないのに人から勧められた場合なども、何を話せばいいか分からなかったりするかもしれませんね。

「何かを話さないと」と思ってくださるのはありがたいと思います。

話すことを箇条書きにして準備してくださるのもありがたいです。

ただ、そうしなければいけないというわけではありませんので、何を話したらいいか分からない場合は、「何を話したらいいかわかりません」ということをお話しいただけたらと思います。

カウンセリングは上記で述べたように色々な方法がありますので、言葉で表現するのが難しい場合は、言葉を使わない方法を選択することもできます。

どのようなあなたでもそのままご相談に来てくださって大丈夫です。

私の場合は雑談を間に入れることが多いのですが、雑談をするだけでも困りごとの本質には触っていないけれどスッキリする場合もあるので、細かい話はできないなという場合は雑談や愚痴でも大丈夫です。

カウンセリングは、悩みがある人や困りごとがある人だけが受けるものではないので、お気軽に来ていただけたらいいなと思います。

これは良く言われることかなと思います。

美容室に行けば、髪型を素敵にしてもらえてマッサージもしてもらえて、美容師さんによっては話も聞いてくれて・・・整体に行けば、痛いところにアプローチしてもらえて何だか身体が楽になり・・・温泉に行けば気持ちが良くて整う・・・

・・・という目に見える効果がありますね。

でも、カウンセリングは目に見えない・・・目に見えないものにお金を払う。。

う~ん・・・なかなか難しいところですよね。

ただ、しっかり料金をいただくことで、臨床心理士・公認心理師側も、しっかり向き合おうという気持ちが高くなりますし、相談される方も、例えばホームワークを出された時に、これだけお金を払っているのだからやろうという気持ちが高まる可能性があるかなと思います。

相談してくださっている方がそれだけの料金を支払ってくださっているので、我々臨床心理士・公認心理師は日頃から研鑽を積んでスキルを身に着けて、質の高いものを提供しなければいけませんね。

料金が敷居を高くしている一つの要因のようなので、ここは心理カウンセリングオフィスTSUMUGUができることを考えていきたいと思っています。

今の時点では、メッセージカウンセリングの2週間お試しプラン ( 週に2回の定休日以外の日はメッセージのやりとりできます ) もありますので、ご興味のある方はご利用されてみてください^ ^

この記事では、「そもそもカウンセリングとはなんぞや?」というテーマでお話をしました。

それでもわかりにくいところはあるかと思いますので、お気軽にお問い合わせいただけたらと思います。

私の目標は臨床心理士・公認心理師によるカウンセリングを利用しやすくすること、「嫌なことあったからカウンセリングに行こっと♪」という気軽な感じで来てもらえるようにすることです。

そう思ってもらえるように頑張っていきます^ ^

YouTubeもすればいいのにと周りから言われるのですが、なかなか顔を出すのに勇気が出ず。

今話題の『変な家』の雨穴さんのようにお面をかぶるのも・・・心理士がやったら怖いかなと・・・

( それはそれで面白いかしら。。雨穴さんの『変な家』面白くてハマってます )

ということで、心理カウンセリングオフィス代表中西、VTuberやってます

恥ずかしいので正体は明かしませんが、もしこれかな?と思ったらこっそり教えてください。

Categories:

Tags:

Comments are closed